代償

先日コヒに『うちの練習試合に出ない？』と誘われたピロキング。またも二つ返事で『出ます。』と答えていました。それは本当に凄い。彼は努力できる子ですし、頑張れる子です。ひと月に二回も試合に挑戦するなんて…

しかしそんなピロキングからメールがありました。『先生すみません。眼科に行ったら“網膜裂孔”と診断されました。簡単な手術をしたので１月はスパーは出来ません。なので試合に出ることが出来なくなりました。』・・・これは残念。試合に出れない事より、こんなに頑張っている選手が怪我をしてしまうなんて。幸い軽いものだったらしいので良かったのですが。

練習をすれば健康になる…これは本当に建前の言葉。体を酷使すればするほど、歪も出るし怪我のリスクも高くなる。これは事実。だけれどもそこまでしても『勝利』というものは格別なものなのです。それも格闘技、スポーツの魅力なのも事実です。

皆さんほとんどが選手志向ではないはずです。僕は皆さんを怪我しないように指導する義務があります。一方、選手は僕以上に怪我のリスクを考え、技術をさらに高めていかなくてはなりません。指導している限り、これは永遠の使命です。

ピロキング、暫くは技術面を強化しようね。

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