良い先生
子供体育教室の生徒が『学校で怒られたことが無い。』と言っているそうです。その子はとても『聞き分けのいい子』とは言えません。と、いうことは、先生が色々な理由で怒らないのかもしれません。そう言った教育方針なのでしょうか…?
以前、近所の小学校にお邪魔した時、父兄の計らいで授業風景を見る機会がありました。それはそれは大変賑やかなモノでした。笑。立ち歩く者、お喋りしている者が一人ではありません。まるでうちの道場です。涙。
塾に行っている者、行かない者だとレヴェルの差がありすぎる、という事で、一クラスを二つの教室に分け授業を行うってのもビックリしました。なので立ち歩く者は両方のクラスを行ったり来たり・・・
それを怒る先生はいません。僕が知っている子供だったので僕がどなりそうになったくらいです。自分の少年時代を棚に上げて…笑
僕も『怒る』『叱る』に関しては色々考えます。一番に気をつけているのは『感情的にならない。』って事です。感情的になった所では子供たちと同じになってしまいます。なので相手に分かるように説明しながら、時には大きい声を出して諭します。子供クラスのコースケにもそう伝えています。子供が大人になった時に『どういう大人になるのだろう?』という事を考えています。子供が大きくなった時に、当人や父兄の皆さんに『格闘技をやらせて良かった。』と、少しでも思われると嬉しいです。それが世間でいう『良い先生』とはズレているかもしれませんが、自分自身に自信を持って行いたいと思います。
子供たちに『いつ来るの?』と聞くと『忙しいんだ。』と返ってきます。色々詰め込まれる時代なのでしょう。とても大人びた返事が返ってきます。せめて道場では子供らしく遊んでもらい、羽目を外し、そして叱られ成長して欲しいと思います。
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