道具


グローブ、脛あて、ミット…キックをやるには必要な道具があります。自分を守るもの、相手を守るものとあります。そういった道具を丁寧に手入れをしている写真です。道具を大事にするのは当たり前だと習っていたのですが、意外とそれが出来なかったりします。ミットは蹴るものだったりするのですが、置いてあるものを足でどかしたりするのも抵抗があったりします。柔術でしたら帯などを踏んだりするのも出来ません。

ある番組でお笑い芸人がレスリングをやっていました。負けて控室に帰る際に椅子を蹴ってマウスピースを地面に叩きつけていました。悲しさと怒りが同時に来ました。目立ってナンボの職業かもしれませんが、僕はそれで嫌いになりました。

イチローの言葉で
「一度バットを投げた時に、非情に嫌な気持ちになりました。
自然を大切にし、作ってくれた人の気持ちを考えて、
僕はバットを投げることも、地面に叩きつけることもしません。
プロとして道具を大切に扱うのは当然の事です。」

「打てなくて道具に当たるな、自分に当たれ。」

こういったものがあります。激しく共感します。感情的になり壁を殴ったりする気持ちも全く分かりません。意味のない事です。勿論それくらい思い入れるってのは大事かもしれませんが、そのような行為に共感はモテません。

幸いうちの道場ではやる人がいないような気がします。



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