犠牲

犠牲と言ったらジョン・フィッチ、剛力と言ったらグッドリッジ・・・いやぁ、暑いですね。まだ朝晩が涼しいから良いですが、これからもっともっと暑くなるでしょうね。熱中症対策はしましょうね。

選手にいつも言っている事です。
『強くなるためには何かを犠牲にしなくてはならない。』
練習するためには時間、恋人、仕事、お金・・・色々なものを犠牲にしなくてはならないでしょう。絶対とは言えませんが。選手である以上いい結果を望むもの。プロならなおの事。何をするにしても『時間』という絶対なものを確保しなくてはなりません。

仕事も似ているかと思います。お金を得るためには勉強する時間、営業する時間、作業する時間・・・よほど才能が無い限り時間が必要となります。

実は僕もそうでした。格闘技で生活したいがために社会人をやめバイト生活を始めました。お金を貯めるために犠牲にしたものは、『家』と『寝る時間』でした。家は風呂無しアパート＆共同トイレ。あるときには立派な一本の黄金が横たわっている、そんなぼろアパートでした。昼は飲食店、朝と夕方から夜はスポーツクラブで働きました。道場を始めるために色々犠牲にしてきたと思います。辛かったか?と言われたら、『いや、忘れた。』ですね。希望があったからそうは思わなかったのかもしれません。

今でこそ道場などが順調なので色々な人から相談を受けます。そんな身分ではないのですがね。色々話を聞いていて思うのが、『自己主張だけはする。』です。どれだけ会社に貢献したか?と聞くと『だって…』と言われてしまいます。そう言われると『頑張れ…』としか言えないのです。

何が言いたいか分からなくなりましたが、僕にとって格闘技は生活であり人生なのです。


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