寝技の楽しさ
HIDE'S KICK!ではキックだけではなく、柔術、NOGIとやっております。名前がkickだけにキック希望の方が多いのは仕方ありません。そのうち名前変えようかと思っているくらいです。ただ、柔術でも強い選手が出来ているのは密かな自慢です。
キックボクシング等の打撃はやってなくても何となく想像が出来るので説明しやすいのです。寝技に関してはどうしても「とりあえずやってみましょう」と伝えます。見ているだけでは凄さ、楽しさが分からない(たまにいますが)競技だと思います。
話しは逸れますが、その昔柔術での試合でレフリーが試合中に寝てしまったことがあるという話を聞いたことがあります。本人に確認したところ「起きてた!」と言っていたのですが眉唾物です(笑)
話を戻します。
寝技の良い所は「参った」が出来る事だと思います。「負けました」と将棋みたいに意思表示が出来るって事ですね。「打撃でもできる」とも言えますが、寝技は怪我する前、痛くなる前に負けを認めることが出来るのです。打撃だと鼻が折れても行かねばならなかったり、ボディ効かされて行くに行けなかったり…痛みが伴うとともに後に引きます。この参ったが出来るので怪我する前にリセット出来る競技です。
また「参った」が出来ることで、世界的に強い人だったりしても素人が思いっきり挑戦することができます。力、技をコントロールしやすいのです。強い相手に少しでも自分がやりたいことが出来たり、技を凌げたりするだけでも喜びに繋がります。それがまたいいのです。
またファッション的にも楽しめます。ラッシュガード、ファイトパンツ、柔術着…柔道よりは規制が少ないです。試合に出れない物ですが沢山カラフルなものがあります。迷彩柄、ハートの刺繍、色もピンクだったり卵やカラシ色だったり…「私サラリーマンですけどスーツの数より数倍柔術着を持っています」と言う強者もいます。
※レッスン中のサングラスの着用は医師の診断が無い限り認められていません
最後に非力な者が力自慢に、軽い者が重たい者に勝てる、引き分けられるといった技術を見つけられるって所が魅力的です。若くて重たくて技術があって…もうそんな人は逆に優しい!
格闘技全般に言えますが、人と人とが触れ合える、分かり合えるのが格闘技です。人を知る事と思っております。
キックだけではなく、寝技にも皆さん挑戦してみてください。楽しいですよ!
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