指名制

5月 17, 2019

HIDE'S KICK!では打撃のガチスパーは殆どやりません。一般会員はライトスパーまでとなっております。道場ではマススパー、ライトスパー、ガチスパーと3種類に分けています。

マスは誰が当てても痛くない（個人差あり）程度の怪我をしないスパーリングです。基本これをやります。
ライトスパーは中強度、自身の力の6割～7割くらいの力とスピードでやるスパーです。こちらになると試合を目標にしている人、もしくはそれ相当の実力がある人に限ります。
ガチスパー（本来のスパー）は防具をつけて試合を想定してフルでやるスパーリングとなります。ガチはプロ選手、試合前選手のみとなります。

寝技はどうでしょう？
柔術、グラップリングでは帯、実力ある人が初心者、白帯に合わせてスパーをしています。初心者にガチを仕掛ける色帯はいません。色帯同士はガンガン本気でぶつかり合います。女子相手に本気になる人はいません。組めば大体わかります。とはいえその加減が分からない人もいたり、ついついガサツで怪我をさせてしまうことが多い人もいまます。

打撃でも寝技でもついつい怪我をさせる人がいるのも事実です。なのでHIDE'S KICK!でのスパーリングは指名制となっております。生徒同士「じゃ、次やろうぜ」というのではなく、三好を始め指導者が実力、人間力を見て指名し、更には課題を出したりします。

「○○さんはディフェンスだけ」「○○さんはカウンターの練習」「○○さんは接待柔術ね」たまには誰と組ませても大丈夫な時は「自分たちで相手を選んでやりましょう」…このように怪我無く本気で楽しめるスパーを心がけています。僕自身も初心者時代結構やられましたし壊されたこともあります。だからと言って恨むことも何もありませんが、一般会員さんならきっとやめてしまうんだろうな～と思います。なのでスパーリングは指名制となっています。