教育者
鳥取に帰った時に先生にお会いしたのはご存知の通り。忘れないうちに書いておかねばならぬので、メモ代わりに・・・
先生は校長先生を2年ほどされ定年退職。ずっと教員としてやってこられた。色々な生徒を見てこられた。その先生に『教育者たるべきもの』を聞かせてもらった。
曰く
生徒は10人いれば10人の性格がいる。ATAMAが良いのがいれば、そうでない者もいる。運動が出来る者、やんちゃな者、明るい者、要領の良い者・・・一緒の人はいない。その子たちを一緒として見ない事。必ず良い所がある。そこを褒めて行こう。人と人を比べるから悪く見えるだけであって、本人の中で、出来たかどうかを見てあげる。そしたら必ず良い所が見えてくる。体罰はいかん。何も生まない。
部活の指導もそうだ。優勝する学校は一校だけ。それは仕方の無い事。ただ、それだけを見るのではない。一番応援が良かった、一番礼儀正しかった、挨拶が出来た、片づけが出来た…そこの優勝も目指していく。勝ち負け、それも大事かもしれません。しかし、表彰されないかもしれないけど、褒められる、尊敬されるべきところは誰にでも狙える。そこも見てあげてほしい。
何度泣きそうになったことやら。石田先生に会いたい教え子は沢山いると思う。是非とも会ってもらいたい。僕もまた会いに行こう。
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