重要~スパーという対話~


打撃のスパーリングの加減は曖昧な所があります。マススパー、ライトスパー、ガチスパーと大きく3種類。各道場、各選手によってこの強さは違って来ていると思います。色々な選手、道場を見てきた平均値をHIDE'Sでは採用している(はず)と思います。

試合を10とするならば

マスは2~3でやります。かと言って遅いようではダメと言っています。スピードは6以上で、当てる寸前に止める、もしくは当てないつもりで打つ感じです。万が一当たっても「いて」くらいな感じです。遺恨は残らないくらいですね。

ライトは5~7でやります。ここら辺になると結構緊張感は出てきます。タイミング合えば10近い衝撃が加わります。これをやるならヘッドギアを付けます。ライトでも基本うちではあまりやらせません。試合経験者、また志望者だけです。

ガチは限りなく試合に近づけてやります。が、試合と同じになる事は正直ないと思います。ガチをやりたい人は試合に出る人、もしくは指導者が認定した人に限ります。これはずっとそうやってきました。やりたい人がいたら指導者にお申し付けください。倉吉ではまだ認められませんん。

 
練習自体試合を想定して出来ている人は少ないと思います。何故なら試合に出る人が少ないから…これは道場の特色となってしまっています。なので試合に出たいAとエンジョイしたいBとではマス、ライトの度合いが違って来てしまいます。

そこで問題が

エンジョイくんが試合くんにライトを挑んでしまった…実力が違ってるのにそれをやってしまうとかなり危なくなってきます。マスのつもりなのにエンジョイくんは「試合くんだから」と言って7のライトを挑んでしまう…試合くんは「あ、そういうつもりね」と試合くんの5でやってしまう。でも実力差があり過ぎたらエンジョイくんの8以上になりかねません。それならば事前に指導者と試合くんに伝えて気を締めて挑んでください。もしくは指導者が「やめときな、怪我をするぜ」とストップをかける事もあります。

以前エンジョイくんがプロの選手にぶっ飛ばされ青タン作りながら「先生、なんで僕はこんな目に合わなきゃならないのですか?」と言われたことがあります。上達して調子に乗っていたエンジョイくんが仕掛けたのだろうと思います。それでもプロならエンジョイくんに合わせねばならないとプロにはお叱りしました。


最近マススパーが激しくなってきた感じがします。少し注意する事もありますが、他を見ているうちにきつくなってたりします。それもまた必要な時期なのかもしれません。あまりにも需要が有るようでしたら「ガチスパータイム」を指名制で作ることを考えています。打撃を楽しむためには「自身の強さを把握」と「相手への尊敬と思いやり」が必要なのです。


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