上達の秘訣


今回は選手や上達したい人に書きます。楽しみたい人は人間関係さえしっかりしていれば本当に楽しい道場だと思うのでそのままで良いかと思います。強くなりたい人はどうしたら良いか?

環境を作ることが第一条件です。いつも言っていますが、格闘技は一人では強くなれない競技です。なぜなら相手在っての競技だからです。常日頃『プロは練習できる環境作りからだ。』と言っています。サーフィン好きで年に3回も海に行くダルも千ヶ崎から中野引っ越してきました。その瞬間に横浜に転勤になって今に至るという話は誰もが知っていること。残念な奴です。涙

次に良いパートナーを見つける事。一人では強くなれないってことは、パートナー&練習仲間次第で強くなれると言う事です。昔僕が師事していた代表に、代表が選手時代どういう練習をしたか?と聞いたことがあります。そのジムはチャンピオンが沢山いました。代表は『練習パートナーを育てた。』と仰っていました。確かにそこのジムの会長は技術等あるようには思えませんでした。自分たちでパートナーを作るってのは重要なのです。

そこで練習なのですが、『質』と『量』の二つが重要となってきます。質は考え方です。『何のためのロープワーク、ランニング、シャドー、ミット、スパー、ストレッチ、補強なのか?』これは全て試合で思った通りの動きをするためだと思うのです。もしかしたら異議があるかもしれませんがほっときます。(笑)ミットでも打ち込みでも『当てる、倒す、極める』為のモノでなくてはなりません。ミット十段やシャドゥチャンピオンは今までごまんと見てきました。結果を出すために考える力は必要です。

そしてそれを行う『量』です。集中していれば時間は短くても良い!って思った時期もありましたが、試合というモノはとにかくタフなものです。疲れた状態から的確な技を出すのは体力と今までやってきた経験(量)に他なりません。考えながら量をやればスタミナ、精神力、判断力が付きます。それらは確実に試合に活きます。

指導者はどうか?選手に合った人が一番良いにこしたことはありません。こちらは変えられるものですし、生きているものですから提案したらいいと思います。ただ、経験値が高い分説得は難しいかもしれませんが、僕みたいな指導者ならどうにでもなるでしょう。なぜなら大概受け入れるからです。

ちょいと長くなりましたが、とにかく環境とパートナーを作り、質と量をこなせば必ず強くなれると言う事です。僕はその手助けにすぎません。25日が今年最後の試合となります。来年早々にも試合がありますし、これからもうちから挑戦するものも出てくるでしょう。参考までに読んでください。



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