涙の数だけ強くなれるよ…


昨日ゆーまが珍しく『先生、お話があるので時間をください。』と連絡してきました。二人で話しました。

ゆーまは道場の人生の先輩方と一杯接し刺激を受け、考えた結果将来は大学に行って理学療法士になりたいそうです。理学療法士のけんちゃんとも仲良くしていて色々話を聞かせてもらっているようです。親の勧めもあったと思います。やっと目標がはっきりしたようです。

学校での二者面談・・・『今のままではまず大学には行けない。』と、担任に言われたそうです。せっかく目標が定まった矢先にそんなことを言われたそうです。勿論先生が悪いわけではありません。当人、ゆーま自身の怠慢がそうさせたのです。  入学してすぐ、友人もできず、クラスにもなじめなかったゆーまは自然に登校拒否、出席日数も足りず、欠席も重なり2年への進学も危うくなりました。何とか土下座外交をやり進学は出来ましたがつけは大きい・・・今のままでは大学に行ける学力ではない。

仕事は人生の大半やるもの。せっかくそれに目標を定めたゆーま、目標に向かって頑張るにはどうするか?一生懸命悩んだ結果、『キックを休む』という答えを出しました。ダルにも相談していたようです。ダルが『大学決まってからまた再開すればいい。』そんなアドバイスをしたそうです。

それを一生懸命言葉にして僕に説明していました。途中から泣きながら説明しました。『今まで親に言われたことが分かっただろ?俺が言ってきた身から出た錆って事がこういうことだ。だが、お前の判断は正しい。自信をもってやりなさい。応援する。』もう彼は何を言っているか分からないくらい泣きだしました。本当に親たち、僕を含めた大人たちが言ってきたことがやっとわかった・・・そんな時期だと思います。

僕は子供たちに対し『信じる』事が仕事だと思います。何度も裏切られるかもしれません。それでも信じる…ゆーまはまだまだ子供ですが、これで一歩大人に近づいたのかな?と思いました。

思い返せばゆーまが小学校4年生のころからの付き合い。柔道の練習を見てやることから始まりました。試合に出ては泣いて僕にお礼と謝罪に来ていました。今回も涙々の謝罪でした。でも謝ることは無い、大志を抱け、応援する!僕はそれだけです。

暫くは来る回数は減ると思いますが、全く来なくなることではないと思います。息抜きがてらで来ると思います。温かい目で見守ってやってください。

道場やっていると色々あります。僕自身も成長させてもらっております。



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