(れい)とは、さまざまな行事のなかで規定されている動作や言行、服装や道具などの総称。春秋戦国時代儒家によって観念的な意味が付与され、人間関係を円滑にすすめ社会秩序(儒家にとっては身分制階級秩序)を維持するための道徳的な規範をも意味するようになった。ウィキペディアより

僕は礼儀、挨拶には事細かにうるさく言っています。特に若い者、小学生から高校生には口うるさく言っています。ウィキにも書いてあるように、人間関係を円滑にするための、ある意味便利な魔法の言葉なのです。礼、挨拶をしなくて損をした人は多数、して当たり前、更に感じよければ得することのほうが多いのです。

今日も八洲学園のカリキュラムとしてのキッククラスを行いました。誰一人脱落することなく僕自身が一番喜んでおります。その子たちも礼、挨拶を怠ることがあります。流石に人様の生徒ですが、道場に入れば厳しく言います。彼らも分かってくれます。最初は『言われたから…』って感じですが、このカリキュラム卒業の時には自ずとやってくれていることでしょう。

その中で一番やる気のあるRくんの話をしましょう。え?いらない?そう言わずに聞いてください。

Rは学校では遅刻常習犯だそうです。『低血圧で…』と言っています。学校は遅刻してもこのクラスには遅刻しなかったR、今日は遅刻しました。ボソッとなにか言いながらクラス中に入ってきました。そして着替え、ストレッチをします。僕はオカマいなく進行しています。やる意思表示、そう、挨拶がないので無視して行いました。引率の先生が業を煮やし『ほら、なんていうの?』と助言しやっと僕に『お願いします。』と言ってきました。僕は『練習は僕だけとするわけではない。相手あってモノ。皆が練習相手、皆に言いなさい。』プライドが高いR、苦い顔をして皆に『お願いします。』と言い、そして僕は練習を許可しました。

終礼の時もそのことについて軽く触れました。そして皆を見送るときRは僕の所に来て『次回からは気を付けます。』と言って頭を下げて帰りました。

この学園は何かしらの理由で普通の学校に行かなかった生徒が行く学園です。理由は知りませんし、聞きもしません。そんな彼らもいつかは社会に出ることでしょう。出来て得する、出来ずに損することでしょう。口うるさく言いますが、いつか分かってくれると思います。そして何よりも素直に認めてくれ、分かってくれた・・・この姿勢がこれからも活きると思います。

結果的になんだかとてもいい気分な朝でした。

写真はモデルのマイが来た時の嬉しそうな顔をしたピローです。これは礼と言うより『反応』ですかね。こっぱずかしくなりますが、こちらもなんだか嬉しくなりますね。



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